仮想オフィス「りもわ」とは?機能と特長を解説
コロナ禍をきっかけに、働き方の1つとして定着しつつあるテレワーク。いざ実施してみると、従業員同士の気軽なコミュニケーションがなくなって孤立感が生じ、従業員エンゲージメントが薄れたり、モチベーションが下がったりと、チームの協働や生産性低下にお困りの企業も多いのではないでしょうか?
そこで注目が高まっているのが、まるで一緒にオフィスにいる感覚で、クラウド上で円滑にコミュニケーションできる、仮想オフィス(バーチャルオフィス)と呼ばれるオンラインワークスペースです。
本記事では、小規模から気軽に導入できる仮想オフィスサービス「りもわ」を紹介します。
仮想オフィスサービス「りもわ」とは?
「りもわ」は、シーイーシーが開発した仮想オフィスサービスです。テレワーク環境にいながら日常的なコミュニケーションを取り戻し、テレワークのデメリットを回避する仮想オフィスサービスを開発しました。かんたん・どこでも・リーズナブルに、テレワークでの円滑なコミュニケーションを実現します。
リアル環境であれば軽く声をかけて話せることも、テレワーク環境ではコミュニケーションのハードルが上がり、業務スピードの低下やメンバーの孤立感が発生しがちです。
オフィスを可視化することで、テレワークの課題であるコミュニケーション不足を解消し、チームワークを加速します。
仮想オフィスサービス「りもわ」の構築基盤にAWSを選定した理由
仮想オフィスサービス「りもわ」は、AWS(Amazon Web Services)基盤で開発・運用されています。なぜAWSを基盤に選んだのでしょうか。
シーイーシーは、2014年からAWS認定のAPNパートナーとして活動しています。250名以上のAWS認定資格者が在籍し、クラウドを活用したPoC開発や導入、オンプレミス環境からの移行、ビッグデータ活用基盤の構築支援まで、お客様のニーズに合わせた各種サービスをラインアップ。AWSを基盤にお客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援し、さまざまな業界へ200件を超える導入実績があります。
環境構築、運用マネジメント、コンサルティングやセキュリティ強化など、幅広い支援を通じて、次のようなAWSのメリットを熟知しています。
AWSの主なメリット
- 初期費用なし:必要なタイミングで、必要な分だけ、低コストでITリソースを調達できます。
- 柔軟にサイジングを変更:必要なときに数クリック、数分間でサーバーを増減。稼働中のサーバーのCPUやメモリー、ストレージサイズも変更できるため、ユーザーの増減に合わせてカスタマイズできます。
- 豊富なサービスラインアップ:多くのコンポーネントをAWSのみで構築できるため、ユーザーのリクエストによる機能拡充にも役立ちます。
お客様のニーズに合わせて発展を続ける「りもわ」は、拡張性のあるAWSでの開発・運用が最適だったのです。
仮想オフィスサービス「りもわ」のアプリケーション構成図
仮想オフィスサービス「りもわ」サービス内容
「りもわ」は具体的にどのようなサービスなのでしょうか。特長と機能を紹介します。
仮想オフィスサービス「りもわ」の特長
仮想オフィスにどこからでも出勤
「りもわ」では、アバターを自由に配置することで、実際に出勤している感覚でコミュニケーションしながらテレワークができます。在宅勤務はもちろん、プロジェクト単位でのコミュニケーションツールとしても最適です。
アバターで状況を見える化
仮想オフィスの座席や会議室へアバターを移動させることで、リアルタイムに自分の状況を表示できます。勤務区分(社内・社外・在宅)やプレゼンス(連絡可・取込中・退席中)を見える化することで「ちょっと話しかけたいけど大丈夫かな?」といったコミュニケーションロスを防ぎます。
コミュニケーションを活性化する各種機能
チャット機能に加えて、短いメッセージを全員に表示する「つぶやき」機能を実装。「お昼に○○を食べた」「コンビニの新作スイーツがおいしい!」など、ちょっとした話題のきっかけ作りにも役立ちます。また、Microsoft Teamsなどと連携し、利便性を高められます。
仮想オフィスサービス「りもわ」の機能
基本機能
- オフィス可視化:各自のデスクやミーティングスペースなどをゲーム画面のように表示します。
- チャット:2人または複数人でリアルタイムにメッセージをやりとりできます。
- つぶやき:全員に対して一方通行でメッセージを表示します。
- プレゼンス:自身の勤務状態(連絡可・取込中・退席中)を表示します。
オプション機能
- Microsoft 365/AD連携:Outlook、Teamsと連携することができます。
- コンビニ印刷:コンビニを利用した印刷を行うことができます。
- 勤怠管理:出勤、退勤時間の記録を行うことができます。
- その他外部連携:別アプリケーションと連携することができます。
- チャットボット連携:チャットやインスタントメッセンジャーなどのサービスにおいて自動応答を行うプログラムと連携することができます。
基本機能は、利用開始から6カ月間は無料で利用できます。その他は必要な機能だけを選択することで、コストを抑えることが可能です。
テレワークのコミュニケーションに課題をお持ちの企業は、まずはスモールスタートから取り組んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、テレワークをしながら日常的なコミュニケーションを取り戻せる仮想オフィスサービス「りもわ」を紹介しました。
「りもわ」でテレワーク特有の孤立感を解消し、チームワークを高められます。
興味をお持ちの方は、気軽にお問い合わせください。