【ホワイトペーパーダウンロード】メインフレームで構築されたシステムをオープンプラットフォームへ再生
メインフレームとは
メインフレームとは、主に金融機関や製造業で基幹システムなどに使用されている大型コンピューターを指します。メインフレームは、メーカー独自のハードに、独自のOSやアプリケーションが搭載され、一度導入するとなかなかリプレースが難しいといった特徴があげられます。
レガシーシステムが置かれている状況
メインフレームの課題
メインフレームを含むレガシーシステムの問題点として、複雑化、老朽化によるブラックボックス化やメンテナンスが属人化してしまう、維持費・運用費の課題、人材の高齢化、システムの硬直化などがあげられます。
さらに、メインフレームの主要ベンダーである富士通株式会社が、メインフレームの生産を2030年に終了、2035年にはサポート終了をすることを発表しました。
現在、メインフレームを使っている企業は、システム移行の一大プロジェクトをすぐにでも検討する必要があります。
3つのホストマイグレーション方式
ホストマイグレーションには、リホスト、リライト、リビルドの3つの方式があります
- リホスト
COBOL等の資産を可能な限り変更せず、オープンプラットホーム上で稼働させる方式。 - リライト
COBOL等の資産を変換ツールでJavaに置き換え、オープンプラットホーム上で稼働させる方式。 - リビルド
既存の業務を根本的に見直し、業務仕様の再定義およびシステムを再構築する方式。
リホストマイグレーション事例
ホストマイグレーションは3つの方式がありますが、それぞれコストや 期間などが異なります。その中で、リホストマイグレーションは メインフレーム上の既存の資産には極力手を加えず、オープン環境 に移行することが可能になります。
本資料では、富士通およびIBMメインフレームからオープンシステムへ のリホストマイグレーションに成功した企業の事例を具体的に解説しています。